このサイトについて

研究背景・メンバー・凡例・利用条件をまとめています。

本サイトは、令和2(2020)年度国立歴史民俗博物館総合資料学奨励研究「TEIを用いた『渋沢栄一伝記資料』テキストデータの再構築と活用」の成果として構築/公開するものです。一部不明確な部分または間違いがある可能性があることをご理解の上ご利用ください。なお、本サイトは今後改善をおこない、サイトの内容およびデータを変更する場合があります。

「TEIを用いた『渋沢栄一伝記資料』テキストデータの再構築と活用」

研究内容

『渋沢栄一伝記資料』(略して『伝記資料』)は、全68巻(本編58巻、別巻10冊)、約48,000ページにわたる膨大な資料集である。本資料は、日本近代史、経済史研究の基礎資料であることから、デジタル化された場合の活用の可能性については大きな期待が寄せられている。本資料のデジタル化はすでに行われており、本編1~57巻(58巻は索引のため除外)は「デジタル版『渋沢栄一伝記資料』」として2016年11月からインターネットで閲覧できるようになった。一方、別巻の10冊については編纂方針が本編とは異なり、その内容が日記や、書簡、談話、講演、遺墨、写真などの資料種別ごとにまとめられている。そのため、現在公開に向けて技術的・方法論的課題の解決にあたっているところで、公開には至っていない。

そこで、本研究では、別巻10冊のテキストデータを多様な側面から活用できるよう、TEIのガイドラインを踏まえて再構築しつつ、テキストデータのあり方や、公開方法、活用方法などを考察することを目的とする。具体的な研究課題としては、次の3項目を設定する。

  • 近現代日本語資料に汎用性のあるTEIマークアップ手法を提案することで、日本語資料のテキストの構造化および公開に貢献することを目指す。
  • 様々な可視化および分析を用いた多角的な研究アプローチを提示することで、新たな研究の手掛かりや研究範囲の拡大に関する可能性を示す。
  • TEIの特徴を活かしたテキストデータの構造化とモデル化、また、アーカイブズ分野におけるTEI関連研究事例の調査・分析を通じて、アーカイブズ資料への応用可能性を探る。

研究対象

渋沢栄一伝記資料の量は膨大であるため、本研究が行われた令和2(2020)年5月〜令和3(2021)年3月中には、別巻第1および第2の日記および集会日時通知表を研究対象とした。

研究メンバー(五十音順)

  • 金 甫榮(渋沢栄一記念財団)
  • 小風 尚樹(千葉大学)
  • 中村 覚(東京大学史料編纂所)
  • 永崎 研宣(一般財団法人人文情報学研究所)
  • 橋本 雄太(国立歴史民俗博物館)

研究協力

  • 井上 さやか(渋沢栄一記念財団)
  • 茂原 暢(渋沢栄一記念財団)

研究体制

  • 全体統括:金甫榮
  • TEIフォーマット構築
    • データ整備&構造化:井上さやか、金甫榮、茂原暢
    • データ構造化&自動処理:小風尚樹(集会日時通知表)、橋本雄太(日記)
    • データ抽出&自動処理:中村覚(日付)、永崎研宣(固有表現)
    • データ検証:井上さやか、金甫榮、茂原暢、永崎研宣
  • コンテンツ構築
    • サイト開発&構築:中村覚
    • サイト校訂:井上さやか、金甫榮、茂原暢

資料提供

  • 公益財団法人渋沢栄一記念財団 情報資源センター

凡例

本テキストは、「デジタル版『渋沢栄一伝記資料』」の凡例の「3.テキスト化基準」に準ずるが、一部別巻第1および第2に該当しないものは含めない。

  • 文字コードはUnicodeとし、原則として記載通りの文字とした。ただし、以下は置換した。
    • 旧字 → 新字(新旧文字置換対照表 参照)
    • 合字 → ひらがな等(例)ゟ → より
    • 畳字 → ひらがな(例)ゝ、ゞ
    • ○付き数字 → 半角括弧(例)① → (1)
    • ローマ数字 → 半角アルファベット「I(i)」「V(v)」「X(x)」(例)Ⅶ → VII、ⅸ → ix
  • 機種依存文字は使用しない。
  • Unicodeが存在しない文字・調査中の文字は、〓と表示した。
  • 判読不能な文字は、@と表示した。
  • アルファベット・算用数字は半角、和文中の記号は全角、英文中の記号は半角とした。
  • 以下の場合は補記および訂正を行った。
    • 冊子版における明らかな誤記・誤植 → 該当文字の直後に[ ]で補記
    • ルビ → 該当文字の後ろに《 》で補記、ただし、ルビが熟語や単語中の一部に対するものの場合、検索の便をはかるため、熟語・単語を分断しない位置に挿入(例)紡《ぼう》績 → 紡績《ぼうせき》
  • 以下は考慮しない。
    • 書体
    • 活字ポイント数
    • 図版・図表に含まれるテキストは、表出の順番の調整をとっていない。
    • 文字装飾(アンダーライン、強調文字、傍点情報)
  • 線描、地図や写真などの図版、図表には、「■■[img図]〓■」を該当箇所に代入し、目印表示を行った。

利用条件

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関連資料

  • 金甫榮, 中村覚, 小風尚樹, 橋本雄太, 井上さやか, 茂原暢, 永崎研宣. TEIを用いた『渋沢栄一伝記資料』テキストデータの再構築. じんもんこん2020論文集. 2020. 47-52. http://id.nii.ac.jp/1001/00208574/
  • 金甫榮, 中村覚, 小風尚樹, 橋本雄太, 井上さやか, 茂原暢, 永崎研宣. TEIを用いた『渋沢栄一伝記資料』テキストデータの再構築と活用. 国立歴史民俗博物館共同研究「総合資料学の創成」2020(令和2)年度全体集会. 2021-03-07. PDF
  • 茂原暢, 井上さやか, 金甫榮.『渋沢栄一伝記資料』のTEI適用へ向けて. 国立歴史民俗博物館 総合資料学の創成 第2回人文情報ユニット研究会. 2020-12-22. PDF

お問い合わせ

公益財団法人渋沢栄一記念財団 情報資源センター
center_info[at]shibusawa.or.jp ([at]は@に書き換えてください)